紙のソムリエ

清潔感と信頼感『コニーケント』

紙のソムリエ

清潔感と信頼感を演出する定番ケント紙「コニーケント」

名刺やカード、案内物など、正確さ・清潔感・信頼感 が求められる印刷物で長年使われてきたのが「コニーケント」です。
ケント紙の中でもクセがなく、文字やロゴがくっきりと再現できるため、ビジネス用途を中心に定番紙として選ばれています。

この記事では、ケント紙とは何か という基本から、
コニーケントの厚さ・印刷用途・他用紙との違い までを整理してご紹介します。

ケント紙とは、表面がなめらかで白色度が高く、印刷や筆記に適した非塗工紙の総称です。

  • 平滑性が高く、文字や線がシャープ

  • 白色度が高く、清潔感のある仕上がり

  • 印刷・筆記どちらにも対応

  • 実務用途での安定性が高い

コニーケントは、そのケント紙の中でも 名刺やカード用途に使いやすい定番銘柄 として位置づけられています。

コニーケントの特徴

ケント紙 印刷 において、コニーケントは非常に安定しています。

  • オフセット印刷対応

  • 黒文字・細かい文字が鮮明

  • ベタ印刷でもムラが出にくい

  • 情報量の多いデザインに向く

会社名・肩書き・住所など、正確に読ませたい情報 が多い印刷物に最適です。

ケント紙の厚さの目安

印刷用ケント紙のトップブランドとして、カレンダーやポスター、カタログ、書籍本文などに幅広く使用されています。
落ち着きのある白さと風合いが特徴で、格調高い印刷効果を実現。また、インクジェット・レーザープリンタにも対応しています。

コニーケントは、6段階の連量が揃い、使用シーンに合わせた選択が可能です。

110~135kg:ポスター・パンフレット・名刺に

180kg以上:カード類・台紙などに

ケント紙と上質紙・画用紙の違い

【ケント紙と上質紙の違い】

  • ケント紙:より平滑でシャープな印刷向き
  • 上質紙:ややラフでナチュラルな印象

【ケント紙と画用紙の違い】

  • ケント紙:印刷・製図・名刺向き
  • 画用紙:描画・着彩向き

印刷精度や可読性を重視する場合はケント紙 が適しています。

まとめ:こんな方におすすめ

【デザイン面で相性が良いポイント】

  • 文字が非常に読みやすい

  • 白色度が高く清潔感がある

  • シンプルなデザインが映える

  • ビジネス用途で安心感を与える

【こんな方におすすめ】

  • 名刺やカードを定番紙で作りたい方

  • ケント紙を初めて使う方

  • 印刷精度を重視したい方

  • 信頼感のある印刷物を作りたい方

株式会社立川紙業
五十嵐 広治(いがらし こうじ)

日本洋紙板紙卸商業組合 認定「紙営業士」
株式会社立川紙業/ECサイト「紙もっと!」管理人

紙とともに育ち、紙を愛し、紙の魅力を伝えることを仕事にしています。現在は、株式会社立川紙業にて以下を中心に活動中

・ECサイト「紙もっと!」の企画・運営
・コーポレートサイト/ブログの制作・更新
・InstagramやyoutubeなどSNS運用による情報発信

全国の印刷会社・デザイナー・個人ユーザーに向けて
紙の楽しさ・奥深さを日々発信しています。

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